勧誘をうまく断る方法


 着付け教室の中には、見学会や体験会時にしつこく勧誘してくる教室もあるかもしれません。また、着物販売会や展示会、勉強会などと称して、着物や帯、小物の購入を勧めてくるケースもあるでしょう。

即決はしないと心に決めておく

 あいまいな態度は相手の思うツボです。体験会や販売会に参加する時は、行く前にあらかじめ「今日は即決しない」と心に決めておくとあいまいな態度を予防することができます。勧誘に弱い人というのは日ごろから「要りません」「結構です」「お断りします」と断言できない人がほとんど。世間体とか相手への気遣いなどが行き過ぎて断れないのです。

 

 即決しないと決めていても、向こうも商売ですから何度もしつこく勧誘してくる場合もあるでしょう。そんな時はどうすれば良いか?参考までに下記に参考例を挙げてみました。

断り方の参考例

 

・相手の目を見ないで「やめておきます」「要りません」と言う。

 

人は目を合わせないほうがうまく断れる。

 

・何度もしつこい場合は大声で「やめます」「要りません」と強く言う。

 

人は突然大きな声を出されたりすると萎縮し、声で威圧される生き物である。

 

・相手の呼びかけを無視する。

 

突然、無言になって相手と口をきかない。人は突然黙られると警戒心が湧く生き物である。

 

などを参考例として紹介しました。あくまでも参考程度です。断りにくい人というのは断る習慣が身についていないため、相手への気遣いを意識し、断れない場合がほとんどでしょう。相手も商売ですので誘ってくるのは当然です。仕事でやっていることですので、あまり気遣いすることはありません。ですが相手と話をしていると情が湧いて話に乗ってしまいやすくなります。女性は特に共感力が高いので相手に合わせてしまいがちですが、意思をしっかり持って対応することが大切です。

 

 ほとんどの着付け教室が良心的に運営していると思いますが、万が一、そうでないところがあった場合に備えて「うまく断る方法」について紹介してみました。